Wizard at Shore -休みの日には海に行こう-

あらかじめことわっておきますが、この写真の通り島牧村に来たのは釣りが目的です。そりゃサイズこそ小型だったものの、ソイとアブラコがそこそこ釣れたんです。

朝の５時で日は十分上がっている、東京に比べると日の出は３０分ほど早いのではないだろうか、３時半頃には十分明るい。
ようやくベイトタックルに慣れてきた管理人妻も調子よくアブラコを上げている。

なんと年に１度の味覚祭りを開催していた島牧村、右のウニ丼が５００円、左の海産バーベキューセットが１５００円。アワビが２個、イカが丸ごと１杯、なんとか貝が５個でこの値段はお買い得。

さて、朝は早いはうまいものはたらふく食ったはじゃ眠くなる、車に戻って気が付いた時は１５時になっていた。この日の干潮は１６時くらいだからしばらくは釣る気がしない、今のうちに北上して岩内港に移動する。
６月の北海道はイカの最盛期だ、港内でも豆イカやヤリイカが狙える。そんな間に入らせてもらってワームを投げる。管理人妻はソイを順調に上げているが、管理人の方は全くのスカ。

かれこれ６時間くらい粘っただろうか、土曜だしエンタの神様を見て再びワームを投げる。満潮も過ぎた夜中の０時くらいに港内にホンダワラの大群が押し寄せてきた。引っかけるのも面倒なのであと５ｍ程のところでワームを回収にかかったところ、ハンドルを巻く手にゴン！　やっぱりホンダワラを拾ったかと思ったらいきなりロッドが絞り込まれた。あまりに突然のことで魚種のことなど頭になかった、とりあえずは目の前に寄ったので得意のラインを掴んでの抜き上げにかかる。平べったいものが埠頭に転がっている、そう待望の「ヒ・ラ・メ」小型ながらもアブラコを凌駕するその引きにすっかり取り憑かれてしまった。４時間後、刺身となって管理人夫婦のお腹に収まったのは言うまでもない。